正しさ、丁寧さ、早さの裏側にある、物流の「おもしろさ」
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INTERVIEW正しさ、丁寧さ、早さの裏側にある、物流の「おもしろさ」

  • 商品管理A.N2022年入社
  • 店内物流M.T2021年入社
  • 店内物流S.H2022年入社
  • 館内配送S.K2022年入社

物流の仕事にはチームワークが求められます。個人が協力し合って、正しく、早く、丁寧にお客さまの元へ荷物を届ける。ワールドサプライでも同じことが当てはまりますが、私たちは百貨店や商業施設の館内物流に携わっているからこそ、協調性だけでなくアイデアや創造力、好奇心も大切だと捉えています。個人の独自性こそ私たちの仕事を支える要素です。関西の現場で働く社員のトークから見える、ワールドサプライ社員のオリジナリティとは。

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INTERVIEW01

荷物の運び方やコミュニケーションに込められたアイデア

――物流の仕事は荷物を早く、安全に運ぶためにルールが定まっていて、個人の協調性が求められる印象がありますが、実際働いているみなさんはどのように感じていますか?

A:チームワークや協調性はもちろん大切ですし、個人の仕事にはアイデアが必要だと思います。僕の場合は大手百貨店で納品・返品業務を担当していて、代車に荷物を積むときはアイデア勝負なんですね。荷物を積みすぎてもダメですし、いちばん下に重たい荷物を置かないと潰れちゃう。段ボールの大きさ、形の違い、強さとかは経験していくことでわかるものですし、シンプルだけど奥が深い仕事だなって思います。

S.K:積み方ってすごく大事だよね。僕らの業務においてスムーズに積む、運ぶことはマストだから、そのためには工夫が欠かせなくて。僕は別の大手百貨店の館内配送とアパレル路面店のショップサポートを担当しているけど、百貨店には高価な服飾品が届いたりする。荷物の中には数百万円のジュエリーもあるから、いまは当たり前だけど高額な商品を運んでいる責任の重さを実感しますね。

A:僕が担当している大手百貨店ではプロ野球チームの優勝セールが開催されたりするので、イベントの時期はいつも以上に大量の商品が届きます。荷物は少ないよりも多いほうが燃えるので、館内物流としては腕の見せどころ。正しく荷物を積んで、すべて届けた後は達成感がありますね。

――事務所業務を担当している二人はいかがですか?

S.H:私とMさんは同じ百貨店の館内物流の運営を担当していて、売り場からの問い合わせ、荷物の検品・集計がメインの仕事です。特に問い合わせは自分が持っている情報を正しく売り場の方々に伝えなければいけないので、わかりやすく伝えることを意識していますね。私たちの仕事はコミュニケーションがいちばん大切で、その中心の役割を担っている実感があります。特に最近は新しい店舗のオープンが多いので、新店舗の荷物が届いたら、配達する場所、納品される商品の数を事前に共有して、普段よりも現場が混乱しないようにという意識を心掛けています。

M:私もコミュニケーションがいちばん大事だと思います。電話対応も事務所に来てくれる方への対応も基本的には売り場の方々が多いので、問い合わせの主な内容もお困りごとがほとんど。システムの使い方や届いていない荷物の状況を教えてあげたり、困っている方には状況に合わせて優先的に対応するので、「ありがとう」の言葉をいただいたり、安心した表情を見ることができたときはすごく嬉しいですね。正確な情報の伝達が求められるからこそ、自分たちの仕事の責任の大きさを感じます。

INTERVIEW02

自分のチャレンジがお客さまのプラスにつながる

――自分なりのアイデアや考えを持ち寄っている皆さんにとって、仕事でチャレンジしていることは何ですか?

S.K:僕は大手百貨店の館内物流以外にアパレル路面店のショップサポート業務も担当しています。ショップスタッフの方々が接客に専念できるように、お店に届く荷物を仕分けてバックルームの整理を中心に任されているんですね。だからこそ、商品管理についてアイデアがあれば意見を伝えるように意識しています。いまは担当して約1年半が経ちますが頼られている実感があるので、自分の意見がお客さまのためになると思って取り組んでいきたいです。

――主体的に変わったきっかけは何だったんですか?

S.K:新人の頃は黙々と仕事をこなすだけでしたが、それではダメかなと気付いて。「もっとこうしたほうが良くなるんじゃないですか?」と思い切って伝えたら、実際に商品管理を改善できたんですね。もちろん僕の提案を取り入れてみて、「やっぱり前のほうが良かったね」となることもあります(笑)。結果はどうなっても、仕事をより良くしていきたいという好奇心は大切です。

S.H:自分の考えを伝えることは重要だよね。私はキャリアアップのためにTOEICや通関士試験を受験したり、Excelのスキルアップにもチャレンジしてみたい。私の業務に英語はそこまで必要ないけど、売り場で出張検品をやっていると外国人のお客さまから質問されることもあるんですね。そのときは売り場の場所を聞かれて階数だけを伝えたんですが、もうちょっと話せればよかったなと悔いが残りました。入社3年目までは会社が資格取得のための費用を負担してくれるのはありがたいですし、ワールドサプライに入社する方たちには活用してほしいですね。

S.K:僕も英語は勉強したいな。でも、取り組み始めてもなかなか続かなくて、何回も挫折しているんだよね。僕が担当しているアパレル路面店は外国人観光客のお客さまが本当に多くて、自分も売り場に出て商品を並べたりするんだけど、やっぱり質問されることがすごく多い。英語で話しかけられても対応できないから、何を言っているのかわからなくて、そういうときに英会話できたらなって歯がゆい気持ちになっています。ショップの方たちは英語ができる人たちが多いんですが、そこで自分がコミュニケーションできれば、皆さんの負担を減らすことができますし。店舗を訪れるお客さまにとっては僕もスタッフの一人だと思われていることを自覚した経験でもありましたね。英会話の勉強は自分の生活にも持ち帰ることができるので、これを機にしっかり取り組みたいです。

A:僕はまだ20歳なので、正しい言葉遣いやビジネス言語を学びたいと思っています。たまに自分でも「何言うてんねん」って心の中でツッコミを入れることがあるので、直していきたいなと。でも、職場の環境としては若手の自分の考えも受け入れてくれる雰囲気があります。例えば、備品の荷物を受けるときの台車の置き方を改善したいと思っていたとき、チームでの話し合いで「こう改善しましょう」と伝えたら、一度取り入れてみようとなりました。

M:私はこれからやりたいことを見つけていきたいです。社内コミュニケーションツールの「Mikke!」が導入されてから使う方が増えて、社員の方たちの情報を見ていると新しいことに対して前向きに取り組んでいる方が多いと感じていて。会社も社員も新しいことに取り組んでいると、私自身も何か新しいことをやってみたいという気持ちになります。

INTERVIEW03

裏方ではなく表に立っている物流会社

――物流は裏方業務というイメージがありますが、皆さんのエピソードを聞いていると表側を感じる瞬間も多いという印象を受けました。ワールドサプライの仕事のユニークさを教えてください。

S.K:そうですね、裏というよりは表側なのかなと。僕の職場では挨拶、身だしなみ、細かいところもすごく意識していますし、そういうところはギャップというか物流らしくないかもしれません。ショップサポートという業務も言葉にすると後方支援だけど、自分たちの取り組みを考えると、やっぱり裏方のようで裏方じゃない瞬間があります。

M:ワールドサプライは倉庫内の業務だけでなく、百貨店や商業施設の中、館内配送や清掃、警備など納品代行だけではないたくさんの仕事内容があるところがおもしろいと思います。警備や清掃の専門会社があるのに、掃除や警備も担当して、売り場に配達に行く物流会社って珍しいですよね。この仕事に携わっているからこそ、百貨店や商業施設はこれだけ多くのサポートで支えられているんだなって理解できました。

S.H:私の物流会社のイメージも、入社前は倉庫で荷物を触って運んでという感じでした。でも、ワールドサプライにはさまざまな物流業務があって、いい意味でのギャップを感じられる会社です。「こんなこともやっているの?!」という驚きがあるはずですよ。

A:上司や先輩からは一つひとつの細かい業務を着実にこなしていこうと言われます。ユニークな存在であっても、お客さまから求められているのは、正しく早く売り場の方々に届けること、丁寧に検品することなんですよね。

S.K:物流会社として大手百貨店や商業施設の中でも携わっている。それはまさにワールドサプライへの信頼なのかなと。だからこそ、自分たちはレベルの高い仕事に取り組んでいるということを意識できるんだと思います。

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